主婦でパートの友人とランチとお茶をしてきました。
私が社労士&友人ということで、今旬の「年収の壁」の話題が出ない訳がなく…
現場の率直な意見が聴けました。
彼女はもっと稼ぎたい💦
しかし、年収100万円以下を死守しています。
税金を支払いたくないのはもちろん…
ご主人の会社で「扶養手当」が支給されているためです。
更に、彼女の会社は現在100人以下ですが、
来年の「“51人以上”の会社」には該当し、
年収106万円の壁を超えると社会保険が発生してしまう。
「扶養手当」と「社会保険」、「源泉徴収税」等を考えると、
結構なシフトを増やさないと、いわゆる「働き損」が
おきてしまう…。
一方、会社も助成金50万円が支給されるにしても
それ以上に、社会保険の負担を増やしたくないというのが本音。
そういった理由で、会社としてもシフトを増やす等の措置を
積極的にはせず、現状維持で行くようで…
よっぽど人手不足で困っている会社でない限り導入は見送り
とする企業様が多いのかな…なんて思っています。
私の顧問先の中小企業様も、キャリアアップ助成金等
積極的に取り組んでおられる会社様も
二の足を踏んでおられます…し。
どこまでこの「年収の壁」への対策の効果があるのか。
下手すると、最低賃金の引き上げなどで
シフトを減らす企業様が出てきたりとかで…逆効果??なんて…
少し懐疑的な思いで見ております。
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