こんにちは!社労士の原口です。
現在、週20時間以上勤務で雇用保険に加入なのですが
どうにかやりくりして週19H以内に抑えている方も多いかもしれません。
個人の感想ですが雇用保険の労働者の負担額は0.6%と
それほど高くなく入るメリットの方が大きい気がします。
失業保険がもらえる、再就職手当がもらえる、研修が無料で
受けられて受講するだけで毎月お金がもらえる(給与みたいなもの?)など
退職後、メリットが多いのでできれば加入しておくのが良いと思います。
どちらかというと、会社側が加入させたくない(雇用保険料を払いたくない)のかもしれません。
加入要件の拡大(週20H→週10H)は2028年に予定されている案なので、
まだまだ先ではありますが、会社にとっても助成金申請などでメリットになります。
助成金は雇用保険加入の従業員を対象にして支給されるものが多いからです。
会社側の保険料負担もそれほど高くなく(現在0.95%)ですので、
助成金支給要件に該当する従業員を増やしておき、
助成金をその分多く受給するのもいいかもしれません。
最近の社会保険(健康保険、年金等)の加入要件拡大を考えると
とてもいい案だと思います。
加入者の増加(300万人~500万人)に伴い、労働人口が増えたり
財源を失業保険の拡充、育休や介護休業取得時等の支援、また
個々の能力を上げるための研修費等の助成金に回す事ができます。
人材不足や、働き方改革等における改革を国が推し進める中
助成金もそういった取組に対する内容になってきていますので
会社側も国の意向に沿った助成金制度等を積極的に活用し
人材開発やいい人材の定着を目指したいものですね。
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